アトカ ニュース

アトカ 〜アートを英語で書くお手伝い〜 の最新ニュースをお知らせします

ロンドン:LAURE GENILLARDギャラリー:Schema – Sukima展

このたび、アトカでは、北川智昭さんのエッセイ「形は死の影を映す」を翻訳させていただきました。

こちらのエッセイは、ロンドンのLAURE GENILLARDギャラリーで開かれる「Schema – Sukima」展のカタログに掲載される予定となっております。

展覧会は今月26日より開催予定です。

現代の日本とイギリスのアーティストの似た題材で制作された作品を対峙させた、ユニークな試みの展覧会となっているようです。
ロンドンにいらっしゃる方、ぜひお立ち寄りください。

http://www.lglondon.org

Schema – Sukima

Curated by David Connearn

26 July – 13 September 2014

Private view, 25 July Friday, 6 - 8 PM

 

Tom Benson - Atsuo Hukuda

Kenneth Dingwall - Yasuko Otsuka

Gary Woodley - Yoko Terauchi

絵画の在りか 東京オペラシティアートギャラリー

この度、アトカでは、東京オペラシティ アートギャラリーでの「絵画の在りか」展の、カタログの翻訳のお仕事をさせていただきました。

こちらは、現代日本の、新進気鋭の24人の若手ペインターの作品を一度に観る事ができる、エネルギー溢れる展覧会となっているようです。

今、日本のペインティングがどこへ向かっているのか、ぜひ覗いてみてください。

東京オペラシティ アートギャラリー
絵画の在りか
https://www.operacity.jp/ag/exh166/

7月12日〜9月21日まで 月曜休館

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MoMA PS1 : ジェームス・リー・バイヤース 1/2 an Autobiography展

この春、アトカでは、MoMA PS1(ニューヨーク近代美術館)で開かれるジェームス ・リー ・バイヤース、1/2 an Autobiography展のリサーチ用文献とカタログ用原稿の翻訳のお仕事をさせていただきました。

こちらの展覧会が、もうすぐオープン致しますのでお知らせ致します。

アメリカ人アーティストであるバイヤースは、1958年から67年までの約10年間を日本で過ごしております。彼は、日本文化から多大な影響をうけ、その多くを作品に反映させています。

大規模な回顧展となる今回の展覧会では、バイヤースの活動を示した文献と作品を、初期のものから包括的に見る事ができるようになっているとのことです。

会期は6月15日から9月7日まで。

住所: 22-25 Jackson Avenue, Long Island City, NY
会館時間: Thurs–Mon, Noon–6:00 PM
http://momaps1.org/exhibitions/view/385

ニューヨークにお寄りの際には、ぜひお立ち寄りください。

カタログは、夏頃出版予定とのことです。こちらが出版されましたら、また詳細をご連絡いたします。

James Lee Byars: 1/2 an Autobiography

以下、プレスリリースから、バイヤースの日本との関わりを示した部分を抜粋しました。

”After studying art and philosophy, Byars moved to Kyoto in 1958, where he spent much of the next decade. Influenced by aspects of Japanese Noh theater and Shinto rituals, Byars created and performed folded paper works at sites including Japanese temples and New York galleries, and made fabric pieces that served as costumes to join together two or more people in public performances. ”
http://momaps1.org/exhibitions/view/385

文化庁映画週間のシンポジウム「クラウドファンディングは本当に映画を救うのか?」

大変報告が遅くなってしまいましたが、昨年は、文化庁映画週間のシンポジウムの翻訳のお仕事もさせていただきました。

最新の映画制作の現場についてのとても面白い内容のシンポジウムだったので、日本文のPDFのリンクがあるようですので皆さんにシェアさせていただきたいと思います。ぜひご一読ください。

 

文化庁映画週間

シンポジウム 第一部「クラウドファンディングは本当に映画を救うのか?」
第二部「ショートアニメーションの密かな楽しみ〜絵本との蜜月〜」


こちらのPDFの17ページから(日本語のみ)
http://unijapan.org/files/pdf/2012_bunka-cho-filmweek.PDF

 

シンポジウムーMOVIE CAMPUS-


映画製作や上映活動における新しい取り組みや映画文化の最新動向を、アカデミックな支店で紹介するシンポジウムです。映画業界が今求めているもの、取り組むべき課題について、映画業界人、文化人、研究者を招いてディスカッションします。

シンポジウムは二つのテーマで構成。第一部では、インターネットでスポンサーを募る新たな資金調達のシステム、クラウドファンディングを取り上げ、従来の映画制作方法を変え得るのか、成功例と問題点を検証します。

第二部では、アニメーションと絵本の世界に注目し、その魅力に迫ります。絵本から生まれたアニメーション作品やアニメーション作家が描く絵本の世界について、貴重な作品の上映を交え、知られざる結びつきを再発見します。また、海外と日本の現状比較や人材育成など、アニメーションの未来について考えます。

 

 

人と社会をアートで元気づける「アーツアライブ」

アトカでは、昨年から今年にかけて、アーツアライブさんのウェブサイト用の記事の英訳のお仕事をさせて頂きました。

アーツアライブさんは、アートと福祉をつなぐ、とても素晴らしい活動をされているので、今日は、じっくりご紹介させていただきたいと思います。

 

アーツアライブ

http://www.artsalivejp.org

 

アーツアライブでは、病院や社会福祉施設などと協力し、自力ではアートと出会うことが難しい高齢者や難病の患者さん等に、アートや音楽とのふれあいの場を作るプロジェクトを進めています。(活動方針)

また、日本で初めて、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の協力を受け、認知症患者の方とそのご家族、また介護士の方が一緒に受けられる、双方向性のアート鑑賞プログラム(ACPアートコミュニケーションプログラム)を実施しています。(講師養成講座はこちら)

実は、今回の英訳依頼も、MoMAのウェブサイトから、アーツアライブに正式にリンクが張られる事になったため、早急に英語のページを完成させたいということからでした。

 

アーツアライブさんのウェブサイトからは、福祉施設に若いアーティストさんが出向き、楽しく触れい合いながらアートの制作をしたりしている様子や、美術館やギャラリーでアート館賞をする姿がたくさん伺えます。

病気になったり、高齢になったりしたときこそ、このようなクリエイティビティ溢れる刺激と人との交流が、どれだけ人を元気づけることでしょう。


今後とも、アーツアライブさんの活動に期待しています。

五線譜に描いた夢 ─ 日本近代音楽の150年

展覧会と図録のお知らせです。

この夏、アトカでは、東京オペラシティーさんの図録用の翻訳のお仕事をさせていただきましたので、ご紹介させていただきます。 ↓

 

五線譜に描いた夢 ─ 日本近代音楽の150年

http://www.operacity.jp/ag/exh157

2013年10月11日[金]─ 12月23日[月・祝]
東京オペラシティ アートギャラリー

 

西洋音楽とのふれあいによって、日本の音楽はどのように発展したのか。幕末から戦前/戦後、そして21世紀までの音楽家の様子や音楽を通して日本の近代化の歴史が見える、とても充実した内容の展覧会となっているようです。

また、先日、出来上がった図録も拝見させていただきました。

美しい写真とともに、日本の西洋音楽の歴史をペリーの時代からわかりやすく紐といていく、大変内容の濃い仕上がりとなっておりました。

皆様にも、ぜひ、手に取っていただければと思います。

こんな素晴らしい図録の制作に、翻訳という形で一緒にお仕事させていただき、とても光栄でした。 
どうもありがとうございました。

 

とても美しい装丁です↓

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ペリー来航 黒船と楽隊↓

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鹿鳴館と明治のコンサート↓

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伊福部昭作曲/キングコング対ゴジラの音楽/1962/自筆譜↓

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新規オーダー受付のお知らせ

いつも大変お世話になっております。

ようやく、新規オーダーの受付の準備が整いました。

気がつけば、産休開始からすでにもう半年近くがたってしまいました。子育ての大変さと楽しさを実感する一方で、アートの活動やビジネスに復帰できる日をとても楽しみに思いながら過ごす日々でした。

皆様には、長い間大変ご迷惑をおかけすることとなり、本当に申し訳ありませんでした。また、温かく見守ってくださった皆様、本当にどうもありがとうございました。

今後は、これまで以上に、アトカのメンバーと楽しく、真摯にお仕事させていただけたらと思っております。
今後とも、アトカをどうぞよろしくお願い致します。

 

代表 タカコ オオイシ=マークス